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技術の融合化で新商品を開発 青年部独自の発想により異業種の技術を結集して新商品「しゃべるごみ箱」を開発したことにより、組合の将来への活性化策に一石を投じている。 青年部結成の動機は時代の変革と技術の高度化、国際化等により企業経営を根本的に見直さなければならない時代背景のなかで、経営管理・品質管理について共同研究を行うことを目的としたものである。 当組合は異業種の団地組合であるため、施設管理的な事業以外の共同事業の実施が難しいと考えられていたが、青年部独自の研究開発により組合員企業の技術を融合させて「しゃべるごみ箱」の試作に成功した。 青年部は結成以来、「組合とは何か。組合の将来あるべき姿とは、青年経営者、管理者は何を考えるべきか」という考えのもとに組合員企業の見学と代表者との懇談・意見交換、県内外の企業視察を積極的に行ってきた。組合員企業の見学や、代表者との意見交換により、組合員企業の技術を融合させるという発想を持ち、今後の組合事業の進むべき方向に一石を投ずべく、数年間の研究の末、今回の新商品開発につながったものである。 この活動の成果が生まれるには、組合及び組合員が青年部活動に対して積極的な活動支援と資金支援を続けていたことと、青年部の卒業生が組合の役員や企業の中核となっており、多くのアドバイスをうけることができ、組合が青年部の自主的で自由な活動を支援していたことが大きな要素となっている。 共同研究開発活動が成果をあげたことで、組合の事業活動で組合員企業の技術融合による商品開発が可能な点に注目が集まり、組合独自の活路を見出す気運が高まりつつあるとともに、今後の青年部活動が注目されている。 |
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