鳥取県9月の中小企業景況
最低賃金改定によりさらなる経費負担増加に懸念
一部業種で再値上げを検討、収益確保に苦慮
~景況DI値は、前年同月比10.6ポイント上昇のマイナス21.0~
県内中小企業の景況は、
全業種景況DI値は、
前月比10.6ポイント低下のマイナス23.7、前年同月比10.6ポイント上昇のマイナス21.0となった。製造業では、稼働日数の少なかった8月からの反動により9月は売上高、収益状況ともに好転となったものの、依然として長引く原材料価格等の高止まりが収益圧迫の要因となっており、厳しい状況が続いている。非製造業では、9月は3連休が2回あったことで観光関連を中心に前月に引き続き好調を維持したものの、光熱費、燃料代等物価上昇の要因により、消費マインド低下が継続している。県内景況は、全業種で原材料等仕入れ価格の高止まりが継続しているうえ、10月の最低賃金改定によりさらなる経費負担の増加が懸念される。また、一部業種では相次ぐ価格上昇に対応するためさらなる値上げを検討せざるを得なくなるなど、収益確保に苦慮している。
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