鳥取県5月の中小企業景況

物価高騰、価格転嫁に苦慮し先行きは不透明

大型連休による人流増加も収益改善には至らず

~景況DI値は、前年同月比5.3ポイント低下のマイナス34.2~

県内中小企業の景況は

全業種景況DI値は、前月比10.5ポイント低下のマイナス18.4、前年同月比5.3ポイント低下のマイナス34.2となった。製造業では、大型連休が絡んだことで一部業種に受注量の減少が見受けられた。また、多くの業種で原材料等の高騰による収益の悪化が続いているうえ、価格転嫁に苦慮しており業況は厳しい。非製造業では、大型連休にかけて人流が大幅に増加し、観光関連を中心に売上高は増加したものの、連休明けは人流が落ち着きを見せたことで前年同月比の収益状況の改善には至らなかった。県内景況は、引き続き原材料及び仕入価格等高騰の影響による経費負担の増加が継続しているうえ、価格転嫁にも苦慮しており不透明な状況が続いている。また、ガソリン価格の高騰により運送関連を中心に収益の悪化が深刻となっているうえ、人材確保難や物流の停滞など問題が山積しており、厳しい状況が継続している。

 

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