鳥取県10月の中小企業景況
全業種で経費負担の増加が継続、収益を圧迫
運送関連ではドライバー不足による機会損失及び配送効率の停滞が顕著
~景況DI値は、前年同月比2.6ポイント上昇のマイナス18.4~
県内中小企業の景況は、
全業種景況DI値は、前月比10.6ポイント上昇のマイナス13.1、前年同月比2.6ポイント上昇のマイナス18.4となった。製造業では、原材料、光熱費等の高止まりが継続しているうえ、需要が停滞傾向にあり、売上高、収益状況は前月比、前年同月比ともにマイナスで推移し改善の兆しが見られない。非製造業では、10月はねんりんピックの開催もあり観光関連や宿泊関連を中心に好調を維持したものの、非製造業全体としては依然として物価高騰による経費負担の増加、消費マインドの低下が続いている。県内景況は、全業種で原材料等仕入れ価格の高騰が続いているうえ、燃料価格、輸送コストの上昇、最低賃金改定に伴う人件費の上昇など経費負担の増加が収益を圧迫しており業況は引き続き厳しい。また、人手不足も深刻化しており、運送関連ではドライバー不足による機会損失及び配送効率の停滞が顕著となっており、先行き不透明な状況が続いている。
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