障がい者雇用の促進に一層のご理解とご協力を!
鳥取県では、平成18年度に「障がい者就業支援推進協議会」を設置し、障がい者雇用の推進に取り組まれているところですが、平成25年4月の法定雇用率引き上げに伴い、当該協議会の下に、商工団体や障がい者就業支援機関等とともに構成する「障がい者雇用推進実施会議」を新たに設置し、平成28年度末までに鳥取県の就業障がい者数を3,300人とする数値目標を設定し、具体的な施策を推進されています。
本年度においては、障がい者雇用の場の創出に資する創業等を支援するとともに、職場体験からトライアル雇用そして採用へと至る繋がりの確保、障がい者就業・生活支援センターへの職場定着支援員の配置及び県西部地域への県版ジョブコーチセンターの設置などを通して、関係機関等の協力を得ながらともに総力を挙げて障がい者雇用の推進に取り組んでおり、現在「障がいを知り共に生きる」をテーマとして、全国障がい者芸術・文化祭とっとり大会を開催し、県民に対してより幅広く障がい者に対する理解の促進を図られています。
障がい者が職業を通じて社会参加を進めていくことについては、多くの企業の皆様にご理解をいただいているところですが、平成25年6月1日現在の鳥取県における障害者雇用率は1.77%と、同年4月に引き上げられた法定雇用率2.0%を下回る結果となっています。
つきましては、会員の皆様におかれましても、障害のある若者をはじめ就業を希望する障がい者が県内企業に就職し活躍できるよう、障がい者雇用に促進に一層のご理解とご協力をいただくようお願いいたします。